図4 実時間動ベクトル検出モジュール

実時間動ベクトル検出モジュール

Copyright © NEC(確認中) 2006, All Rights Reserved.

動ベクトル検出は、ブロックと呼ばれる小画面(8画素×8画素など)単位で、動く被写体(現画面内)の2次元領域内のパターン(実際には、濃度も含めると3次元)と最もよく似ている前画面内の一部分からの変位を見つけることであるが、実時間で動ベクトルを検出するためには、スーパーコンピュータ並みの膨大な高速演算が必要なため、いやおうなしに並列演算を実行せざるを得ない。この写真では、回路規模を抑えるために完全並列(64並列)の代わりに水平と垂直の両方向に1画素おきに間引く近似計算を採用して1/4すなわち16並列に減らし、この16枚のプロセッサボードを用いて実時間処理を実現した。また、検出に用いる候補ベクトルの数を減らすために粗→中→密と段階を追って検出精度を高くする3段階検出方法(3-step detection)を考案して検出に用いる候補ベクトル数を減らしたことを含め、全体として演算量をおよそ1/50に減少させた。この結果、多数の画像に対して実時間で性能評価することが可能となり、動き補償の有効性が実証された。

Copyright© 2010 ITE, IPSJ, IEIJ, IEEJ, IEICE, NII. JSPS. All Rghts Reserved.