図2 ネオコグニトロンでの階層的な情報処理の原理

ネオコグニトロンでの階層的な情報処理の原理

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多層回路の中では下位層のS細胞の受容野は小さく、入力パターンの局所的な特徴を抽出する。これらのS細胞がどのような組み合わせで反応しているかを見ているのが、次の段のS細胞である。この段の細胞は、前の段の細胞に比べてやや大きな受容野を持っており、大局的な特徴を抽出する。さらに一段上には、大局的な特徴を抽出する細胞の出力をたくさん集めて、もっと大きい特徴を見ている細胞がある。この細胞は大局的な特徴を見る前段の細胞の反応を介して、間接的に入力層全体の情報を捕らえ、パターン認識の結果を示す認識細胞として働く。図の下半分に、回路の主要部を拡大表示した。

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