図2 ビルにおける傾斜壁面反射波測定実施例

ビルにおける傾斜壁面反射波測定実施例

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ビル壁面からの反射波によるゴースト障害の推定法として,ビル壁面を長方形金属板あるいはその組み合わせとみなす単純化を行い,これにキルヒホッフ—ホイヘゲンスの原理を適用して反射強度を計算することとした.この計算プログラムは昭和46年末に完成した.さらにその反射強度の計算結果から実際の壁面での反射損を考慮した補正を行い,推定法の精度の向上を図った.この反射障害計算プログラムを用いて,ビルの壁面の形状と反射強度の関係を調べ,障害が少なくなるような壁面形状を検討した.最も単純な例は,ビル壁面を傾斜させて反射波を上空にそらす方法である.この方法は,46年8月,川崎市内の工場建造物に初めて適用,実施し期待どおりの効果が得られた.

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