図1 デルタ・シグマ変調の基本構成

デルタ・シグマ変調の基本構成

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デルタ・シグマ変調の構成を図1に示す。ループのフォワードパスに挿入された積分器は、入力信号には低域フィルタとして、量子化雑音には高域フィルタとして機能する。このデルタ・シグマ変調には、A/D変換器として以下の優れた特性があることから、現在広く利用されるとともに、提案から45年を経過した今なお活発な検討が続けられている。

(1) デルタ変調とは異なり、入力信号周波数によらずにダイナミックレンジを一定に保てる。(2) オーバーサンプリングと雑音整形効果によって信号対量子化雑音比を改善できる。(3) 大部分の処理をディジタル処理で実現できるため、LSIとの親和性が高い。(4) 高精細なA/D変換器を作りやすい。

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