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300kV全三相一括タンク形GISの開発

 本GIS(ガス絶縁開閉装置 SF6 gas-insulated switchgear)は構成機器であるガス遮断器、断路器、接地開閉器等すべてを三相一括化した世界初の300kVGISである。このGISの開発までは、三相一括化は主母線については500kVまで、また、GIS全体としては204kVまでが実用化されていた。

 開発にあたっては

①最新の解析技術、検証技術を駆使し、高い信頼性と大幅な縮小化を達成し、都心部過密地域等、更に狭隘な場所においても超高圧用変電所を実現可能とした。

②三次元の電解解析や熱解析、応力解析など最新の技術を駆使し、相間の合理的設計を実現し、特に最重要機器要素である遮断器については、接点の開離から遮断までのアークによって発生する相間の複雑な熱流体を連続して解析する数値解析手法を開発し、遮断器内部の最適配置を実現した。

③遮断器の有効接地系における短絡遮断性能を検証する特殊遮断試験法を開発し、実系統と等価な条件で徹底的に検証した。

などにより、GIS発展の可能性を具現化し、関連技術の進歩に大きく貢献した。


電気学会は、この成果を称えて、林悦男氏(北海道電力㈱)、竹本和雄氏(中部電力㈱)、上田利正氏(㈱東芝)、高塚桂三氏(三菱電機㈱)に1989年電気学術振興賞(進歩賞)を贈呈した。


文献

[1] 高塚桂三 ほか、300kV全三相一括形GISの開発、1987年、電気学会全国大会(昭和62年)
[2] 高塚桂三 ほか、300kV全三相一括形GISの適用、1987年、電気学会全国大会(昭和62年)

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1987年11月
世界初の300kV全三相一括形GIS運転開始

世の中の出来事

1989
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1989
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キーワード

300kV全三相一括タンク形、ガス絶縁開閉装置、GIS、変電、開閉保護装置
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