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超小型CCDカラーカメラ

超小型CCDカラーカメラシステムの外観写真

図1 超小型CCDカラーカメラシステムの外観写真

超小型CCDカラーカメラヘッド部の構造

図2 超小型CCDカラーカメラヘッド部の構造

CCDユニットの外観写真

図3 CCDユニットの外観写真

CCDユニットの外観写真(ケーブルアッセンブリ状態)

図4 CCDユニットの外観写真(ケーブルアッセンブリ状態)

新開発ケーブルの減衰特性

図5 新開発ケーブルの減衰特性

超小型レンズの仕様

表1 超小型レンズの仕様

超小型CCDカラーカメラの仕様

表2 超小型CCDカラーカメラの仕様

 カメラヘッドと信号処理部が分離された超小型CCDカラーカメラを開発した。従来の撮像管を用いたカメラに対して、固体撮像デバイスが搭載された小型カメラが登場しつつあったが、これまで開発されたビデオカメラは実用的な小型レンズがない、小型パッケージに実装された固体撮像デバイスがない、カメラヘッドと信号処理部を分離するための信号処理回路及び不要輻射が少なく伝送特性に優れた伝送ケーブルがない、という理由から十分な小型化がなされていなかった。開発されたカラーカメラは、2種類の超小型撮像レンズ(標準レンズ:明るさF=1.6、焦点距離f=7.5mm、画角が対角±28 )、CCDチップと光学ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタを一体化する高密度実装技術の開発により、直径16.5mm、長さ45mm、重さ18gの世界最小のカメラヘッドを実現した。CCDチップサイズ6.4mm×7.9mmに対してパッケージの大きさは8mm×9mmであり、低インピーダンス回路を加えたCCDユニットは直径12.5mm、長さ約20mmである。カメラヘッドと信号処理部を接続するために新たに開発された低容量シールド線は、直径0.77mm(ケーブル直径4mm)と柔軟性に優れながらも、直径2.9mmの1.5C-2Vの同軸ケーブル相当の特性を有する。カメラコントロールユニットは外形サイズ110(W)×40(H)×156(D)mm、重さ約700gで基準信号発生器、CCD駆動回路、映像信号処理回路が収納されている。

 本研究の成果に対して、映像情報メディア学会は、1986年、東芝超小型カメラ開発グループに技術振興賞開発賞を贈った。

文献

[1] 竹村裕夫,木村正信,天野南、超小型CCDカラーカメラ、1986年、東芝レビュー,41,6,(1986) pp.539-541.
[2] Y. Takemura, M. Kimura, K. Ooi, H. Mukaigawa, T. Nakamura, C. Tanuma, K. Sanda, M. Amano、CCD Micro-Miniature Color Camera、1987年、IEEE Trans., CE-33, 2, (1987) pp.85-89.
[3] 田沼千秋,竹村裕夫,逸見和弘,木村正信,近藤雄,天野南,福岡義孝、超小型CCDカラーカメラ、1987年、テレビ誌,41,11,(1987) pp.1026-1032.

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キーワード

CCDカラーカメラ、超小型レンズ、高密度実装技術、低容量シールド線、撮像、テレビカメラ、コンシューマエレクトロニクス
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