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OKI systemA10,A100シリーズに関する技術

OKIsystemA100

図1 OKIsystemA100

OKIsystemA10

図2 OKIsystemA10

OKI オフィスプロセッサシリーズの仕様

表1 OKI オフィスプロセッサシリーズの仕様

 沖電気が1989年に発売したOKIsystemA10シリーズ(モデル10/30/50/70)はCPUに80386(モデル10/30/50), 80486(モデル70)を採用し,MS-DOSを搭載し汎用OAソフトによる処理も実現したものであった.

 さらに,同時期に発売されたOKIsystemA100シリーズは,ネットワークシステムへの対応,パソコン用OA機能の搭載,アプリケーションアーキテクチャの統一等を基本方針にしたもので,32ビットMPUを採用し,主記憶容量は最大32メガバイト,論理空間は最大3ギガバイトと大容量を実現したものであった.さらに,統合オフィスシステムis-1を搭載し,企業経営の意思決定支援機能を提供した.

 主な特徴を以下に示す.
(1)高性能化
 全機種とも32ビットCPUを採用し,上位モデルのA10モデル70LX,A100モデル710LX,910LXは下位モデルのCPU性能比1.6倍を実現した.また各同等モデル間でのシステムスループットも1.2~1.3倍の性能向上を図ったものであった.
(2)システム構築の容易性・拡張性
 全モデルとも国際標準プロトコルのTCP/IPをサポートし,10BASE2によるLAN構築が可能であった.これにより専用工事が不要となり,端末増設にも柔軟に対応できるようになった.またA10モデル70LXは,ワークステーション台数10台,A100モデル710LXは48台,モデル910LXは64台までの接続が可能で,システム規模の拡張性への対応が行えるものであった.
(3)AXパソコン接続
 A10/A100のワークステーションとしてA10最下位モデルのモデル10,if800RX/EX/GXシリーズのほかにAXパソコンの接続が可能となり,ノートパソコン,ラップトップパソコンのワークステーション活用が行えた.
(4)ファイル高速化
 A100シリーズではファイル高速化のために,オプションとしてディスク・キャッシュ(ライトバック式)を採用し,またデータベースの高性能化を図り,従来比(当社)で約3倍の高速化を実現した.
(5)電源制御機能
 自動立ち上げ・自動停止が行える自動電源ON/OFFをサポートし,タイマーセットによる無人立ち上げで,システムセットアップや処理終了にともなう計画的な自動停止を実現した.

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分野のカテゴリ

情報処理
(コンピュータハードウェア)

関連する出来事

1989年
沖電気:32ビットMPU搭載の統合オフィスシステムOKI systemA10,A100シリーズ

世の中の出来事

1989
昭和天皇が崩御する。
1989
消費税がスタートする。

Webページ

博物館等収蔵品

データなし

キーワード

パソコン用OA機能、TCP/IP、ディスク・キャッシュ(ライトバック式)、オフィスコンピュータ、計算機アーキテクチャ、オペレーティングシステム、オフィスシステム、コンピュータネットワーク、データベース
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