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MELCOM80 GEOC GRファミリに関する技術

超高速リレーショナルデータベースプロセッサGREO

図1 超高速リレーショナルデータベースプロセッサGREO

MELCOM80 GEOC 80GR

図2 MELCOM80 GEOC 80GR

 東京大学生産技術研究所の喜連川優助教授(当時)の高速ソート技術の研究成果を三菱電機が製品化し,オフコンで初めて実用化に成功した超高速リレーショナルデータベースプロセッサ「GREO(グレオ)」を搭載した三菱電機のオフコンのシリーズであり,1989年に発表された.

 GREOは,データのソート処理を高速化する専用ハードウェアであり,データベース関係の演算と制御を実行するデータベース処理部と,その制御下で高速にソートするハードウェアソータ部から構成されていた.データベース処理部では,システムバスとハードウェアソータ間によどみなくデータを供給するために,マイクロプロセッサ(MC68020)を3個搭載して,データストリームの並列処理を行った.ハードウェアソータ部では,19個の独自開発高速ソートプロセッサLSIと8メガバイトのローカルメモリ(RAM)を搭載し,パイプライン・マージソート・アルゴリズムを用いて,一度に219(約50万)件のレコードをソートした.これにより,最大200万個,最大64メガバイトのソートデータを8メガバイト/秒でソートした.

 GREOを用いることにより,データベース処理が従来の3~50倍に高速化し,CPU負荷が1/10~1/200に軽減され,システム性能が飛躍的に向上した.

 これに合わせて,リレーショナル・データベースを簡単に利用できる言語として,第4世代言語「EDUET」も新たに開発され,非定型データ分析業務で活用された.

 GREOは,32ビットのシングル・アーキテクチャを持つ,高性能卓上型オフコンのシステム10GRから,汎用中小型コンピュータの性能を持つシステム100GRに至るMELCOM80 GEOC GRファミリにオプションとして搭載可能であった.

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分野のカテゴリ

情報処理
(コンピュータハードウェア)

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1989年
三菱電機:超高速リレーショナルデータベースプロセッサ「GREO」を搭載したMELCOM80 GEOC GRファミリ

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キーワード

超高速リレーショナルデータベース、GREO(グレオ)、ソートプロセッサ、三菱、オフィスコンピュータ、計算機ハードウェア、データベース
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