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車いす使用者や高齢者も含めて使用できる階段の昇降も可能なパーソナルモビリティビークルRT-Mover PType WA の研究開発とサイバスロンでの実績(世界4 位)

  • 中嶋 秀朗中嶋 秀朗
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写真1 

タスクをすべてクリアし世界で4 位のゴールを決めた瞬間

写真2 タスクをすべてクリアし世界で4 位のゴールを決めた瞬間

車いすユーザであるパイロットによる下り階段

写真3 車いすユーザであるパイロットによる下り階段

 Cybathlon(サイバスロン)とは、2016 年10 月にスイスで開催された国際大会である。「障害を持ったアスリート」が最先端の技術でできた装置を操り、課題の達成度と速さを競い合う大会である。世界的に話題性が高くNature やBBC なども記事を出していた。
出場するためには、製品レベルの安全性や完成度が求められる。機器とパイロット(操縦する障害者アスリート)の規定を見事クリアして、実際に出場できたのは世界から25 か国66 チームだった。競技種目は6 つである(電動義手、電動義足、電動車いす、電動外骨格、電気的刺激自転車、ブレイン・コンピュータ・インタフェース).候補者は電動車いすレースに出場するために、継続的に研究開発してきた不整地移動も可能なパーソナルモビリティビークルであるRT-Mover シリーズの最新機を新たに開発した。電動車いす部門は、車いす使用者が日常生活でバリアとなっている代表的な6 つの障害物がコース上においてあり、クリアしてゴールする。6 つの内訳は、テーブルへのアクセス性能、小回り性能、上り斜面後にあるドア付部屋へのアクセス性能、凹凸路面の移動性能、左右横断斜面の移動性能、階段の上り下り性能である。


 本研究の成果に対して、電気学会は、2017年、中嶋 秀朗(和歌山大学)に電気学術振興賞 進歩賞を贈った。

文献

(1) Powered Wheelchair for Cybathlon, RT-Mover Personal Mobility Type WA
Shuro Nakajima ( October, 2016 ) p.25, Booklet of Cybathlon Symposium, (Selected as a short talk topic.)
(2) サイバスロン結果報告書
https://www.wakayama-u.ac.jp/~nakajima/cybathlon/images/swiss/CybathlonReport.pdf 中嶋 秀朗 ( 2016 年10 月24 日 )
(3) Proposal of a personal mobility vehicle capable of traversing rough terrain Shuro Nakajima ( Vol.9, No.3, 2014 ) Disability and Rehabilitation: Assistive Technology
(4) Improved Gait Algorithm and Mobility Performance of RT-Mover Type Personal Mobility Vehicle
Shuro Nakajima ( Vol.2, No.1, 2014 ) IEEE Access
*(3)と(4)の論文はRT-Mover PType WA のベースモデルであるPType 3 に関連する論文である。PType WA はPType 3 までのRT-Mover PType シリーズの研究成果や知見を取り入れながら、さらなる改良を加えて開発したものであるため、ここに代表的な関連論文を掲載した。

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パーソナルモビリティビークル、ロボティクスシステム、不整地移動、Personal Mobility Vehicle、Powered Wheelchair for Rough Terrain、Robotics System、RT-Mover PType WA、Cybathlon、サイバスロン
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