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核酸の一新分解酵素系とそれを応用した呈味物質に関する研究
坂口 謹一郎
イノシン酸の異性体のうち呈味力のあるのは5'-のみであることや、また5'-グアニル酸も5'-イノシン酸と同質で3倍以上の強い呈味力を持つことを発見した。また、これら呈味ヌクレオチドとグルタミン酸ナトリウムの顕著な特異的相乗作用を初めて証明し、この発見に基づく複合調味料が数種市販されて世界の注目を集めた。また、5'-ホスホジエステラーゼをアオカビなどの普遍的微生物に発見し、そのリボ核酸分解反応を利用して5'-ヌクレオチド類を工業的規模で経済的に製造するという重要な発明を完成した。
本研究の成果に対して、東レ科学振興会は、1963年、坂口 謹一郎(東京大学)に東レ科学技術賞を贈った。
本研究の成果に対して、東レ科学振興会は、1963年、坂口 謹一郎(東京大学)に東レ科学技術賞を贈った。
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関連する出来事
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- 1963
- 初のテレビ長編アニメ『鉄腕アトム』が放送開始される。
- 1963
- この頃、ボウリングが人気を集める。
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キーワード
呈味物質、呈味ヌクレオチド、グルタミン酸ナトリウム、うま味