合成繊維に関する研究
桜田 一郎
本研究者が共重合反応の理論を完成したのは戦時中のことである。Staudingerの粘度式の拡張式も同氏によりはじめて具体的に提案されたものであり、また、高分子の分裂に関する動力学も顕著な業績の一つに数えられる。さらには高分子の繊維化の研究を多年継続してビニロンおよび酢化スフを発明し、これを基礎にビニロン、アロンの二種の合成繊維が工業化された。
本研究の成果に対して、東レ科学振興会は、1961年、桜田 一郎(京都大学)に東レ科学技術賞を贈った。
本研究の成果に対して、東レ科学振興会は、1961年、桜田 一郎(京都大学)に東レ科学技術賞を贈った。
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- 1961
- ガガーリンが宇宙船で地球一周有人飛行に成功する。(ソ連)
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キーワード
合成繊維、ビニロン