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275kVCVケーブル用ゴムブロック絶縁型直線接続箱(RBJ)の実用化

  • 陶山 洋陶山 洋
  • 大芋 忠史大芋 忠史
  • 横山 繁嘉寿横山 繁嘉寿
RBJ概要図

図1 RBJ概要図

RBJの据付状況

図2 RBJの据付状況

 ゴムブロック絶縁型直線接続箱(以下、RBJ)は、主絶縁部を一体型ゴムブロックのみで形成し、ゴム収縮力によってケーブルとゴムブロック界面(以下、界面)に一定以上の面圧を与えることによって絶縁性能を保つ構造であり、既に国内では66kV~154kV用接続箱として標準的に採用されている。
 しかし、RBJは構造が単純であるがゆえに、ゴムブロックそのものの応力緩和やケーブルの熱伸縮による外力によって界面面圧に不整が生じ、RBJの絶縁性能に影響を及ぼす恐れがあった。特に、275kV用RBJは154kV以下用に比べゴムブロックが大型化することから、その影響が顕著に現れることが懸念されていた。また、275kV用RBJに適した現地施工管理方法・基準も確立されておらず、高い信頼度が必要とされる日本の超高圧電力系統への適用には、品質の向上等、多くの課題を克服する必要があった。
 そこで、長期界面特性試験、各現場条件における面圧特性試験によって界面の性能を評価し、ゴムブロック製造品質管理の強化によって性能の向上を図るとともに、現場施工における品質管理基準を確立し、安定した高品質なRBJの製造および施工を可能とした。

 本研究の成果に対して、電気学会は、2016年、陶山 洋(中部電力株式会社)、大芋 忠史(株式会社ジェイ・パワーシステムズ)、横山 繁嘉寿(株式会社ビスキャス)に電気学術振興賞 進歩賞を贈った。

文献

(1) 「275kVゴムブロック式接続部の実用性評価」、電気評論、平成25年1月
(2) 杉山 尚、若野 則夫、大芋忠史、中嶋慎諭、鈴木孝幸、「ゴムブロック型接続部(RBJ)の国内275kV線路への初適用」,電気学会全国大会予稿集, 7-130,2013.
(3) 矢木橋清智、熊田佳範、安部俊介、杉山 尚、若野則夫、「275kVCVケーブル用ゴムブロック絶縁型直線接続箱(CSJ)初採用」,電気学会 電力・エネルギー部門大会予稿集,296,2013.
(4) T. Ogawa, H. Suyama andM. Kumazawa,”The First Application of the Premolded Joint to 275kV XLPE Cable Line in Japan”, 9th International Conference on Insulated Power Cables, 2016.

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キーワード

275kV地中送電線、ゴムブロック式接続箱、EHV Underground Transmission Line、Premolded Joint
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