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カラー高輝度放電管を使用した大形映像表示装置の開発・実用化

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カラー高輝度放電管(CHD管)

写真1 カラー高輝度放電管(CHD管)

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写真2 表示部の拡大

車載形大形カラー映像表示装置 スーパーカラービジョン

写真3 車載形大形カラー映像表示装置 スーパーカラービジョン

 情報化時代の進展に伴い、表示素子や画像処理の技術を駆使してさまざまな形式の映像ディスプレイが実用化されてきた。特に屋外で用いる表示装置は、晴天の昼間でも鮮明な映像を提供する必要がある。この表示素子としてCRTが実用化されていたが、発光輝度が低く、色の再現性などに問題があった。

 そこでCRTなみの階調制御と応答特性を持ちながら、高輝度化を実現できる素子として「放電管方式」に注目し、1984年には「カラー高輝度放電管」が実用化された。さらに調光機能をもつ高周波インバータ方式による点灯回路が開発されて、256段階の階調制御が達成され、発光効率も高まった。

 これらの表示素子と点灯回路の開発により、この種の大型映像表示装置としては世界最高の5,000cd/㎡という表示面平均輝度が実現された。また、さまざまな設置環境で最適な階調を表現するための変換回路も開発された。

 さらに解像度を左右するグリーン成分の情報を効率よく抽出、補完するための画像処理回路の開発により、1987年には「放電管方式大画面カラー映像表示装置」が登場し、臨場感のある映像が表現できるようになった。

 本研究の成果に対して、照明学会は、1988年、これら放電管式表示素子の技術開発にかかわった井上 昭浩(東芝ライテック㈱)、今村 人士(東芝ライテック㈱)、岡田 茂(東芝ライテック㈱)、井手 勝幸(東芝ライテック㈱)、柴野 信雄(東芝ライテック㈱)、高橋 和久(東芝ライテック㈱)、中瀬 幸雄(東芝ライテック㈱)、浜口 光洋(東芝ライテック㈱)、太田 慎二(東芝ライテック㈱)に日本照明賞を贈った。

文献

[1] 大形カラーディスプレイ用蛍光放電管の開発、1984年、照明学会全国大会
[2] 放電管方式大画面カラー映像表示装置、1987年、テレビジョン学会技術報告,vol.11,No13

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照明
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キーワード

表示素子、放電管、階調制御、色の再現性、発光効率、表示装置、インバータ回路、放電灯点灯装置、映像表示装置、画像処理装置、発光ディスプレイ、蛍光ランプ、点灯回路・制御システム
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