1. HOME
  2. 電気・情報関連(専門)
  3. 研究情報(登録番号28)

開閉屋根方式と多目的用途に柔軟に対応する福岡ドームの高演色照明設備

  • 写真なし国田 民雄
  • 写真なし鷹野 和夫
  • 写真なし岩田 英二
  • 写真なし小川 洋充
  • 写真なし井川 憲男
  • 写真なし高井 啓明
  • 写真なし中田 良明
  • 写真なし綱島 功太郎
  • 写真なし須藤 彰久
内観図1

図1 内観図1

内観図2

図2 内観図2

外観図

図3 外観図

 福岡ドームは、カナダトロントスカイドームに続く世界で2番目、我が国で初めての開閉式屋根を有する大規模多目的ドームである。直径212mのドームを覆う、グラウンド上高さ84m、総重量12,000トンの3枚屋根は、円周に沿って旋回開閉し、全天候の下で、野球、フットボールなどのスポーツおよびコンサート・展示会などの文化イベントを行うことができる。

 固定式透光膜屋根をもつ東京ドームとは異なり、太陽を含め青空の下でプレー可能なため、建築構造による影、昼光と人工光の照明条件、ダイヤモンド方位、固定屋根の位置、季節による変化などをシミュレーションや模型実験により確認し、屋根の開閉状況、イベントの変化に対応する照明設備を完成した。

 固定屋根部および観客席外側壁の上部に配置されたリング照明により、職業野球として十分な照度(バッテリィー間2,500 lx、内野2,000 lx、外野1,650 lx)を確保している。また、テレビ中継などに対しても効果的な照明となっている。

 光源は高演色メタルハライドランプ2000Wを588台使用した我が国初めての大規模高演色光環境を実現している。

 本研究の成果に対して、照明学会は、1993年、国田 民雄((株)福岡ダイエー・リアル・エステート)、鷹野 和夫((株)竹中工務店)、岩田 英二((株)竹中工務店)、小川 洋充((株)竹中工務店)、井川 憲男((株)竹中工務店)、高井 啓明((株)竹中工務店)、中田 良明(前田建設工業(株))、綱島 功太郎(小糸工業(株))、須藤 彰久(小糸工業(株))に日本照明賞を贈った。

文献

[1] 照明のデータシートNo1021、1994年、照明学会誌 VOL.9
[2] 1993年、電設工業 10月号
[3] 1993年、月刊体育施設 平成5年6月号

関連する研究を検索

分野のカテゴリ

照明
(照明技術)

関連する出来事

1993年3月
日本で初めての全天候型開閉式ドーム竣工

世の中の出来事

1993
Jリーグが開幕する。
1993
6党連立の細川内閣が発足する。

Webページ

データなし

博物館等収蔵品

データなし

キーワード

高演色、ドーム、開閉式、野球、多目的
Page Top