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抗PD-1抗体ニボルマブ(nivolumab)の研究開発

 抗PD-1抗体ニボルマブは、癌細胞による腫瘍免疫の回避に重要な役割を果たしているPD-1/PD-L1経路のPD-1をブロックすることにより腫瘍免疫を活性化し、抗腫瘍効果を示す抗癌剤である。2014年7月に日本において世界初の抗PD-1抗体として「根治切除不能な悪性黒色腫」を適応として承認された。長年に亘る産学共同研究の中で、PD-1分子の機能解明と抗PD-1抗体の抗癌効果の発見が行われ、腫瘍免疫の基礎研究へ大きな影響を与えた。PD-1/PD-L1の腫瘍免疫療法における重要性を認知したグローバルメガファーマによるPD-1ブロッカーの画期的な臨床試験成績は腫瘍免疫療法に対する評価を一変させている。抗PD-1抗体の抗癌剤としての可能性を見出し、いち早く日本において開発を行い臨床現場に提供した。

 本研究の成果に対して、日本薬学会は、2016年、柴山 史朗(小野薬品工業(株))、本庶 佑(京都大学)、湊 長博(京都大学)、岩井 佳子(産業医科大学) 、Alan Korman(Bristol-Myers Squibb)に創薬科学賞を贈った。

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キーワード

PD-1、抗体、がん、免疫療法、免疫チェックポイント、抗PD-1抗体、ニボルマブ、PD-1リガンド、腫瘍免疫、抗癌剤、悪性黒色腫
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