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新規成人T細胞白血病リンパ腫治療薬モガムリズマブ(高ADCC活性POTELLIGENT技術を応用したヒト化抗CCR4抗体)の研究開発

 モガムリズマブは、成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)を対象疾患として、CCR4ケモカイン受容体に対する世界初のヒト化抗体医薬として我が国で初めて承認された。従来の複数の抗癌剤によるATL化学療法は治療満足度が低く、予後不良疾患として位置づけられていた。本研究ではATLにCCR4が高発現していることに着目し、ヒト化CCR4抗体のATL治療薬としての開発が推進された。本剤は臨床試験で高い有効性が確認され、再発または難治性のCCR4陽性ATLを対象として認可されている。抗体依存性細胞障害活性を飛躍的に増強させる独自のポテリジェント技術の最初の応用例として本剤の開発の意義は大きく、同技術は日本発の次世代抗体技術として画期的な手法を提供するものである。産学連携の成功事例としても評価できる。ポテリジェント技術の開発とヒト化CCR4抗体への応用のインパクトは大きい。


 本研究の成果に対して、日本薬学会は、2015年、設楽 研也(協和発酵キリン(株))、中村 和靖(協和発酵キリン(株))、松島 綱治(東京大学)、秋永 士朗(協和発酵キリン(株))、上田 龍三(愛知医科大学)に創薬科学賞を贈った。

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