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スウィングCCDイメージセンサー

  • 写真なし原田 望
  • 写真なし遠藤 幸雄
  • 写真なし林元 義明
  • 写真なし江川 佳孝
  • 写真なし田沼 千秋
  • 写真なし横山 勝徳
  • 写真なし吉田 興夫
 フィールド蓄積形インターライン転送CCDを再生画像上の水平方向にフレーム周期で振らせることによって、水平方向において従来の1画素セルの中に擬似的に2画素を構成できるスウィングCCDを試作した。このスウィング動作はCCDチップをバイモルフ圧電素子で振動させて行った。

 我々は、490(V)×380(H)画素インターライン転送(Interline Transfer:IT)CCDをバイモルフ圧電素子で周期的に振らせるスウィングCCDを試作し、これにより水平限界解像度として従来のほぼ2倍の500TV本に向上できた。

 ビデオカメラだけでなく、将来の電子やカメラや高精細テレビ応用を考えると、固体撮像デバイスに対する高解像度化への要求はさらに強まるであろう。この要求に対して、スウィングCCDは製造技術上の高密度化を行わないで同じチップを用いて高解像度化できる利点を持っている。このスウィングCCDは固体撮像デバイスの高解像度化に対する新しい手段を提供するものである。

 スウィング撮像は入射光学像とCCDのどちらを振動させてもよい。今回試作したバイモルフ圧電素子でCCDを振らせたスウィングCCDは、従来のカメラ光学系の変更を必要としない利点がある。

 また、いったん平均化されたCCD信号出力で読出しクロック周波数と同一のキャリヤを振幅変調して信号再生する方法により、従来の広帯域信号処理回路を用いないで高解像度表示に必要な信号波形を得ることができた。そして、このスウィング撮像が単板カラーカメラの高解像度化にも効果があることを確認した。

 本研究の成果に対して、映像情報メディア学会は、1983年、原田 望(東芝)、遠藤 幸雄(東芝)、林元 義明(東芝)、江川 佳孝(東芝)、田沼 千秋(東芝)、横山 勝徳(東芝)、吉田 興夫(東芝)に丹羽高柳賞論文賞を贈った。

文献

[1] 原田、512X340 画素CCDイメージセンサ、1979年、テレビジョン学会誌,33巻7号, pp536-541 July,1979
[2] 吉田、岩本、固体撮像素子の2次元ナイキスト限界とMTF、1983年、テレビジョン学会誌,37巻10号, Oct.1983

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キーワード

CCD、スウイングCCD、高解像度CCD、フィールド蓄積型CCD、インターライン転送CCD、撮像、テレビカメラ、画像入力
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