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NTSCフィールド間・フィールド内適応型直接予測符号化方式の諸特性

  • 写真なし羽鳥 好律
  • 写真なし村上 仁己
  • 写真なし山本 英雄
NTSCフィールド間・フィールド内適応型直接予測符号化装置

図1 NTSCフィールド間・フィールド内適応型直接予測符号化装置

 NTSC方式のカラーテレビジョン信号を、輝度・色差の成分に分離せず直接にカラー複合信号のままで予測符号化することにより、当時のテレビ伝送の運用状況に合致したディジタル高能率符号化方式を実現した。

 このための新しい予測符号化関数の設計方法を導出し、この結果得られたフィールド間及びフィールド内の予測関数を適応的に用いる予測符号化方式を提案して、その基本特性を明らかにしている。これにより、フィールド間予測適応制御方式を用いることにより、従来から知られていたフィールド内予測やフレーム間予測に比べ、静止画から動画までの広範囲の画面中の動きに対して、安定した符号化効率を実現できることを示した。

 更に、同方式に基づく符号化装置を実際に製作し、その主要緒元を示した。また、インテルサット衛星を用いて同装置によるTVディジタル伝送フィールド実験を1979年に行い、30Mbit/sの伝送速度(1トランスポンダ当り2チャネル伝送)でFMハーフトランスポンダ(当時の商用テレビ回線)画質に比べ評価+0.7(少し良いか同じ程度)の画質がディジタル伝送により実現できることを始めて実証した。

 本研究の成果に対して、映像情報メディア学会は、1981年、羽鳥 好律(KDD)、村上 仁己(KDD)、山本 英雄(KDD)に丹羽高柳賞論文賞を贈った。

文献

[1] 羽鳥好律、村上仁己、山本英雄、NTSC信号フィールド間・フィールド内適応型直接予測符号化方式の諸特性、1980年、テレビジョン学会誌、34巻、 9号
[2] 羽鳥好律、村上仁己、山本英雄、NTSC信号フィールド内直接予測関数の最適化、1977年、信学通方研資料,CS77-45
[3] Y.Hatori, H.Yamamoto,、Predictive Coding for NTSC Composite Color TV Signals Based on Comb-Filter Integration Method、1979年、Tans. IEICE Japan, E-62,4

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キーワード

高能率符号化、NTSCカラーテレビ信号、適応予測符号化、フィールド間予測、インテルサット衛星、放送方式、方式変換、映像符号化
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