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山岳トンネルをはじめとする臨床的土木工学技術の進展のための研究

  • 中川 浩二中川 浩二
 山岳トンネルをはじめとする地盤・岩盤工学分野の建設工事においては、出現する地盤・岩盤に対する事前調査、事前設計の困難さ等からしばしば技術面、経費面の問題に遭遇する。受賞対象の研究はこの問題に関して実際の調査・設計・施工のデータを整理し、体系化を試みることにより、現実的な建設手法の進展に大きく寄与した。
 具体的に研究は公害振動を含む発破・無発破岩盤掘削、トンネル切羽評価、薬液注入や長尺先受けなどの補助工、押出し性地山トンネルの施工、無導坑めがねトンネルの開発、さらにはトモグラフィー的弾性波探査手法やトンネルの維持管理に関する研究などと幅広い。また研究手法としては実際にその作業に携わる技術者との共同研究の中で研究論文を作り上げその成果を共著発表してきた。このようにして発表された論文等の掲載数は土木学会論文集だけでも165に及んでいる。
 研究は仮定の数値に支配されることのない、また数学、力学に頼りすぎることのない現場データを忠実に評価する方法を重視し、また技術者、技能者の経験,感性に基づいた臨床工学的アプローチを基本としている。
 以上、本研究は実際に建設工事に携わる技術者のための研究を目的に臨床的な手法により地盤・岩盤工学の諸問題の解決に方向性を与えてきたものとして高く評価され、第VI部門の研究業績賞にふさわしいと認められた。

 本研究の成果に対して、土木学会は、2011年、中川 浩二(NPO法人臨床トンネル研究所)に研究業績賞を贈った。

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キーワード

山岳トンネル、臨床的土木工学技術、地盤工学、岩盤工学、無導坑めがねトンネルの開発、臨床工学的アプローチ
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