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科学博覧会仕様1インチ・アナログ・ハイビジョンVTR

科学博覧会仕様1インチ・アナログ・ハイビジョンVTR

図1 科学博覧会仕様1インチ・アナログ・ハイビジョンVTR

 ハイビジョンは筑波国際科学技術博覧会(1985年3月~9月開催)において政府館の主要展示システムとして導入された.これに使用するVTRの設計を1982年に科学技術博覧会協会よりNHKが委託され,NHK放送技術研究所の研究成果および放送用VTRメーカー各社(ソニー,日電,日立,松下)からの仕様提案に基づいてハイビジョンVTRの設計を行った.この設計書に基づくハイビジョンVTRは1984年に開発され,ハイビジョン用VTRの第一世代の実用機として位置づけることが出来る.このためこのVTRは科学博覧会仕様ハイビジョン用VTRと呼ばれ,ハイビジョンの揺籃期においてハイビジョン番組を記録・編集できる唯一の実用VTRとして活躍した.

 記録方式としてはハイビジョン信号を輝度信号が2チャンネル,色信号が2チャンネルの合計4チャンネルに分割して記録するマルチチャンネル記録方式を採用し,記録密度として標準方式VTRの2倍を達成し,約4倍の情報量を持つハイビジョン信号を標準方式VTRのテープ消費量の2倍で記録している.


文献

[1] 橋本編著、ハイビジョン記録技術、1995年、コロナ社

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分野のカテゴリ

放送
(情報の記録)

関連する出来事

1984年
ハイビジョンVTRの実用機を世界で初めて開発した.

世の中の出来事

1984
グリコ・森永事件が起こる。

Webページ

データなし

博物館等収蔵品

データなし

キーワード

ハイビジョンVTR、アナログ記録、1インチ磁気テープ、科学博覧会、ハイビジョン、磁気記録、ストレージ
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