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鉄筋コンクリート構造のせん断問題に関する総合的研究

  • 二羽 淳一郎二羽 淳一郎
 本研究は、鉄筋コンクリート構造のせん断問題に関するものであり、実験的手法と解析的手法を併用し、コンクリートの破壊力学の知見や、画像解析の研究成果も加味して、新規性と実用性を兼ね備えた成果を挙げている。具体的には、動的な繰返し外力を受けるRC部材のせん断破壊機構に対して、提案した格子モデルを適用して解析を行い、せん断耐荷機構を定量的に明らかにしている。また、鋼繊維を混入したRCはり部材における鋼繊維とせん断補強鉄筋の効果を実験的に検討し、最大の補強効率が得られる組合せを示している。さらに、鋼繊維を混入したRCはりのせん断耐荷力を予測するため、斜めひび割れ面における開口変位を画像解析により同定し、さらにコンクリートの引張軟化曲線から、斜めひび割れ面における抵抗力の分布を求め、せん断耐荷力を予測している。また、RC部材の斜め圧縮破壊耐力に対して、高強度域までを含めて適用可能なせん断耐荷力算定式を提案している。さらに、実用上多用される円形断面RCディープビームを対象に、そのせん断耐荷機構を明らかにしている。
 以上に加え,受賞者は従来からRC構造のせん断問題に関して精力的に研究を行い,貢献するところが大きい。以上、コンクリート工学分野において、学術上、実務上、貢献している点が高く評価され、研究業績賞にふさわしいと認められた。

 本研究の成果に対して、土木学会は、2013年、二羽 淳一郎(東京工業大学)に研究業績賞を贈った。

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鉄筋コンクリート構造のせん断問題、RC部材のせん断破壊機構、格子モデル、せん断耐荷機構、せん断補強鉄筋、鋼繊維を混入したRCはり、コンクリートの引張軟化曲線、せん断耐荷力算定式、円形断面RCディープビーム
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