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天体核現象の研究

  • 写真なし林 忠四郎
林忠四郎氏は,宇宙に見られる元素の起源や進化などの天体核現象の分野において,独創的な研究を続けてきた。その一つとして,1950年ころ発表された膨張初期の原始宇宙における各種の素粒子過程の研究があり,これは元素起源の理論においては古典的論文となっている。さらに同じころ発表された低温度巨星の内部構造についての新しい説も,この分野での画期的なものとされている。また,進化が進んで1億度以上にもなった星の中心部での,各種の原子核反応を詳細に研究し,従来未知であった星の進化の道筋のある部分を解明した。さらに最近は,星間物質が凝固して星が誕生するとき,主系列の付近での進化の状態についての研究に大きな貢献をしている。このように,林氏の研究は,この分野におけるパイオニヤ的なものであるとともに最近の進歩に大きく貢献するものとして高く評価される。


 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、1963年、林 忠四郎(京都大学)に仁科記念賞を贈った。

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キーワード

天体核現象、原始宇宙、星間物質、低温度巨星、原子核反応、主系列、素粒子過程
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