1. HOME
  2. 物理関連(専門)
  3. 研究情報(登録番号2294)

真空分光計に関する研究

  • 写真なし瀬谷 正男
瀬谷正男氏は昭和26年頃から真空分光計改良に関する研究に従事していた。当時までの分光計に於ては,入射光線が回折格子にあたる部分が波長によって変ったり,射出光線の方向が波長によって変化するなどの欠点があった。従って射出スリットを波長に従って移動させる必要があり,それにともなって多大の不便があった。瀬谷氏はこれらの欠点を除去する可能性のあることを理論的に発見し,使用し易く,且つ製作容易な,いわゆる瀬谷型真空分光計の完成に成功した。瀬谷氏は回折格子と入射,射出スリットの距離,あるいは入射,射出スリットが格子に対して張る角を如何に選べば波長が変化しても良い結象が得られるかを理論的に計算し,固定スリットを用いながら優れた結象の得られる可能性を見出した。入射,射出スリットが固定されることによって得られる利点は,そこに大型の光源や精密な測定装置を取り付ける可能性が生じたことである。


 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、1964年、瀬谷 正男(東京教育大学)に仁科記念賞を贈った。

関連する研究を検索

分野のカテゴリ

物理
(物理)

関連する出来事

データなし

世の中の出来事

1964
海外観光が自由化される。
1964
東海道新幹線が開通する。

Webページ

データなし

博物館等収蔵品

データなし

キーワード

真空分光計、回折格子、射出スリット、分光計、入射光線、射出光線、固定スリット
Page Top