1. HOME
  2. 物理関連(専門)
  3. 研究情報(登録番号2290)

固体光物性の動力学的理論

  • 写真なし豊沢 豊
固体の電気伝導現象,光学的性質などに対して電子および正孔のふるまいが重要な役割を果たしていることはよく知られている。これらの電子および正孔のふるまいを記述する方法として,二つの極端に異なったモデルが考えられている。すなわち局在的な粒子として考えるモデルと,いわゆるバンド理論とである。固体による光の吸収(半導体や絶縁体)を測定すると,励起子とよばれる複合粒子があることがわかる。これは電子と正孔とが極めて近い距離にあって互いに相互作用を及ぼしながら運動しているものである。豊沢氏は主としてこの励起子のスペクトルに着目し,これを解明するために従来の局所理論とバンド理論を見事に統合した理論を展開し,従来説明困難とされていた励起子スペクトルの諸点を解明するとともに,固体内の電子現象に対して明快なイメージを与えた。


 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、1966年、豊沢 豊(東京大学)に仁科記念賞を贈った。

関連する研究を検索

分野のカテゴリ

物理
(物理)

関連する出来事

データなし

世の中の出来事

1966
ザ・ビートルズが来日する。
1966
『巨人の星』の連載が始まる。

Webページ

データなし

博物館等収蔵品

データなし

キーワード

固体光物性、局在的な粒子、バンド理論、局所理論、励起子スペクトル
Page Top