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超高エネルギー相互作用における横向き運動量の研究

  • 写真なし西村 純
西村氏は,精密測定がなされた2,3の超高エネルギージェットについて調べると同時に,深い地下で測定されたμ中間子,空気シャワーなどをも解析して,二次粒子の横向運動量(PT)が,ジェット粒子のエネルギーがGeVから10TeVの広い範囲にわたってほぼ一定(数百MeV/c~数GeV/c)であることを発見した。その後同氏は,気球を使ったり,又高山にECC(Emulsion Cloud Chamber)を露出する等の実験を進めた。実験についても常に新しい工夫がこらされた。その結果,PTの平均値は約400MeV/cでその分布は一定の形をしていることを示した。西村氏の提唱したPTをもととするジェットの解析は,世界の宇宙線関係者だけでなく高エネルギー加速器による研究者の間で広く採用され,ジェット現象理解のための基礎を与えた。


 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、1967年、西村 純(東京大学)に仁科記念賞を贈った。

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キーワード

超高エネルギー、超高エネルギージェット、μ中間子、空気シャワー、二次粒子の横向運動量(PT)、ジェット粒子、ECC(Emulsion Cloud Chamber)、相互作用、ジット現象、横向き運動量
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