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イオン波エコーの研究

  • 写真なし池地 弘行
  • 写真なし西川 恭治
ランダウ減衰は,長い間理論にとどまっていて,それが実験的に検証されたのは極く最近のことである。ランダウ減衰は,非可逆現象に基づくものではないので,外見上波動が見えなくなっても,潜在的には尚プラズマ中にその記憶が残っており,第2の波動を印加することによって,その存在が現像されてくることが,グールドらによって示された。これを時間的エコーとよぶ。池地氏は同じことが定常的な波動の場合空間的にも起こりうることを予想してこれを見事な実験によって確めた。西川氏は空間的エコーの現象の理論を展開し, 両者は密接に協力して,さらに新現象をつきとめた。イオン波の発生については,東北大学八田研究室で開発された技術が移植されたのが発端になっており,池地氏は非常に多くの共同研究の所側研究者として活躍し た。この仕事は,国内におけるこの分野の研究を刺戟したばかりでなく国際的にも高く評価されている。


 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、1969年、池地 弘行(名古屋大学)、西川 恭治(京都大学)に仁科記念賞を贈った。

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キーワード

イオン波、ランダウ減衰、時間的エコー、空間的エコー
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