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炭素14による年代決定に関する研究

 放射性炭素の含有量をある試料について調べ,その試料の年代決定を行う方法は,リビーが提唱し14Cによる年代決定法として知られているものである。木越氏は卓抜した実験技術を駆使し,14C決定法について基礎となる精度高いデータを出し,この方法による年代決定法を更に確実なものとした。又,同氏は14C法による数多くの応用面をひらき,地球物理学的,地球化学的の面について重要な新事実をあきらかにした。例えば,屋久杉の各年輪中における14Cの含有量を精度高く測定し,14Cの発生源である宇宙線が過去においてわずかに変動があり,これが過去における地球の磁気能率変動でよく理解できることを示した等である。また同氏は最近イオニウムを用い14C法とあわせてより長年代にわたる精密な年代決定法を開発し,放射性物質による年代決定法について新しい局面をひらいた。


 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、1970年、木越 邦彦(学習院大学)に仁科記念賞を贈った。

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キーワード

炭素14、放射性炭素、屋久杉、磁気能率変動、イオニウム、年代決定、炭素14決定法
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