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多励起子系の理論的研究

  • 写真なし花村 栄一
絶縁体結晶を強いレーザー光で照射すると,高い密度の電子,正孔が生成され,物質の条件によってこれらは,プラズマ状態,あるいは励起子,励起子分子集団をつくる。このような高励起状態は,物質の特異な極限状態として物性物理学の新しい展開の一局面を形成しつつある。花村氏は1970年頃からこの問題の研究を行ない,特に励起子分子生成の条件,ボース凝縮した励起子,または励起子分子集団の特異な光学的過程,すなわち異常に大きい確率をもつ二光子吸収による励起子分子生成,鋭いスペクトル線をもつ発光過程等の理論を明らかにした。これらの先駆的業績は,最近の実験的研究に対して最も重要な指針を与えたものであって,世界的に高い評価を受けている。

 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、1975年、花村 栄一(東京大学)に仁科記念賞を贈った。

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キーワード

多励起子系、絶縁体結晶、励起子分子、高励起状態、物性物理学、二光子吸収、ボーズ凝縮、発光過程
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