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強い相互作用による素粒子反応に対する選択規則の発見

  • 写真なし大久保 進
  • 写真なし飯塚 重五郎
強い相互作用を有する素粒子をハドロンと称するが,ハドロン間の衝突反応やその崩壊過程に於いて従来知られている保存則による選択規則以外にも新しい種類の選択規則があるのではないかという仮説を大久保氏が提唱し,ベクトル中間子の崩壊に関するこの規則の定式化を試みた。その後ゲルマンと独立にクォーク模型を展開したツヴァイクが大久保仮説に一つの解釈を与えたが,クォークの言葉を使って大久保仮説をもっと明確にもっと一般的に定式化したのが飯塚氏である。この選択規則は,「大久保・ツヴァイク・飯塚」の規則と呼ばれ,最近発見された新素粒子群の研究に際して重要な役割を演じ,内外の注目を集めた。なお,この選択規則は現時点では経験法則であるが,将来この規則を理論的に解明することは,強い相互作用の本質に関する基本的な問題の一つと考えられる。

 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、1976年、大久保 進(ロチェスター大学)、飯塚 重五郎(名古屋大学)に仁科記念賞を贈った。

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キーワード

ハドロン、選択規則、ベクトル中間子、強い相互作用、素粒子、クォーク、素粒子反応
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