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宇宙のバリオン数の起源

  • 写真なし吉村 太彦
 宇宙は粒子と反粒子について非対称のように見える。その説明は宇宙論の未解決の問題であった。吉村氏は素粒子相互作用の大統一理論をビック・バン宇宙の初期状態に適用して,具体的にバリオン数と光子数の比が計算できることを示し,宇宙の物質と反物質の非対称的存在すなわちバリオン数の起源をほぼ満足のいく形で解決した。この研究は素粒子物理学を宇宙論に適用して宇宙論に新しい境地を開くと同時に,大統一理論の現在のところ唯一の証拠として宇宙のバリオン数が存在することを示したことによって素粒子物理学にとっても重要な研究であり,論文の発表直後より全世界の多くの研究者の注目するところとなった。


 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、1981年、吉村 太彦(高エネルギー物理学研究所)に仁科記念賞を贈った。

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キーワード

バリオン数、素粒子相互作用、ビック・バン宇宙の初期状態、光子数、素粒子物理学、大統一理論、宇宙論
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