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希土類元素の微量精密測定と宇宙・地球科学への応用

  • 写真なし増田 彰正
増田氏は希土類元素の相互存在比の変化と原子番号との間に,簡単かつ統一的な関係のあることを見出し,また隕石および地球の岩石における希土類元素の濃度比と原子番号との間に対数的直線性の存在することを指摘した。これはCoryell(米)の同様の発見よりも早い。増田氏は単にこの関係を見出したに止まらず,そのパターンの数字的解析と,それに基づく予測を行った点で独創的であり,優れている。増田氏はさらに表面電離型質量分析計のイオン源に独自の改良を加え,安定同位体希釈法の手法をとり入れて,希土類元素の高精度定量法を開発した。またこの方法を応用して,138La-138Ce壊変系による新しい年代測定法を考案し,同様の原理,方法に基づく147Sm-143Nd年代測定法とを組み合わせることにより,信頼度の高い年代測定を可能にした。

 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、1983年、増田 彰正(東京大学)に仁科記念賞を贈った。

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キーワード

希土類元素、微量精密測定、表面電離型質量分析計、イオン源、安定同位体希釈法、年代測定法、相互依存比、濃度比、高精度定量法
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