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ゲルの相転移現象の研究

  • 写真なし田中 豊一
田中氏は温度,溶媒組成・pH・イオン組成,また電圧などの無限小の変化がゲルの体積を数百倍も可逆的に変化させることを発見した。さらに,氏は網目ゆらぎの臨界現象を発見し,理論的考察とともにこの現象がゲルの相転移であり気体—液体間相転移のように一般的なものであることを証明した。この発見によりゲルを統一的に理解することが初めて可能になった。この全く新しい分野の発展は殆ど氏のグループによって推進・確立されたといっても過言ではなく,世界的に物理・化学・高分子科学・医学の研究者,電気化学産業の技術者の間に多くの関心をひきおこした。また,数百倍に及ぶ不連続な体積変化はセンサー,スイッチ,記憶素子,また人工筋肉などメカノ化学変換素子として利用することが出来,ゲルの広汎な応用に道を開いたものである。

 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、1985年、田中 豊一(マサチューセッツ工科大学)に仁科記念賞を贈った。

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キーワード

ゲルの相転移現象、網目ゆらぎの臨界現象、メカノ化学変換素子
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