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超新星の理論的研究

  • 写真なし野本 憲一
1987年,大マゼラン星雲でⅡ型の超新星が発生した。それは特異な光度曲線をもつものであったが,青色超巨星が爆発したためであることを野本氏は示した。そこで,超新星の内部で起こった元素合成の様子が多量のガスに隠されることなく観測に現れることに,野本氏は着目し,中心部で爆発が始まってからガスが星のまわりに広がる間におこる諸現象を総合的に解明した。新たに分かったことは,Ⅱ型超新星でもI型のように放射性ニッケルが合成され,爆発時に星の外層と混合されること,それは加速器系における不安定の成長によること,物質混合のために光度曲線が変わり,X線やガンマ線の放射される時期が速くなること,星間ダストが形成され,その成分は物質混合に依存すること,等である。これらは,X線衛星「ぎんが」や赤外線観測によって確認された。


 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、1989年、野本 憲一(東京大学)に仁科記念賞を贈った。

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キーワード

超新星、大マゼラン星雲、光度曲線、青色超巨星、放射性ニッケル、星間ダスト
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