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挿入型放射光源の開発研究

  • 写真なし北村 英男
 電子蓄積リングの直線部に挿入される周期的な磁場(アンジュレータあるいはウィグラー)は,輝度の高い極端紫外線やX線の光源として近年注目を集めている。北村氏は早くから挿入型光源の理論の開拓に着手し,偏光特性や放射スペクトル強度に関する有用な計算法を確立した。世界に先駆けて小型永久磁石を用いるアンジュレータを電子蓄積リングに設置して世界最初の実用型アンジュレータの建設に成功した。氏はその後も次々に独創的なアイディアを提出し,極端紫外線からX線までの波長域の強力放射光源群の建設に貢献している。これは従来の偏向磁石からの放射光の100倍から1000倍も輝度が高く,単色性・干渉性・直線偏向・円偏向などの点で優れた特長を持つ世界最先端の放射光源群である。氏の一連の研究は放射光源に関する装置技 術の進歩に大きな寄与をなすものであると同時に,放射光を応用する科学技術の各分野の発展に多大の貢献をもたらすものである。


 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、1991年、北村 英男(高エネルギー物理学研究所)に仁科記念賞を贈った。

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キーワード

挿入型放射光源、電子蓄積リング、アンジュレータ、ウィグラー、極端紫外線、X線、偏光特性、放射スペクトル強度、小型永久磁石
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