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光子数スクイーズ状態の形成および自然放射の制御

  • 写真なし山本 喜久
山本喜久氏は光子場の量子論と光エレクトロニクス先端技術を活用した系を他に先駆けて構築し,波及性の高い業績を達成した。ハイゼンベルグの不確定性原理の範囲内で,位相のゆらぎを犠牲にして光子数のゆらぎを量子限界をこえて縮小できる可能性を示し,半導体レーザーを用いて実現することを試みた。第一には出 力光を低雑音フォトダイオードでモニターし外部回路によって駆動電流にフィードバックする方法で,第二には定電流の条件下で半導体レーザーを駆動する内部的フィードバックを利用して,光子数のゆらぎの極めて縮小した光源を形成することに成功した。他方,半導体量子井戸構造によって半導体レーザーの光増幅領域を空間的に局在化させ,また多層膜ミラー構造で高いQ値をもつ共振器を作成することによって,半導体活性層における励起の自然放射を制御することにも成功した。


 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、1992年、山本 喜久(NTT基礎研究所,スタンフォード大学)に仁科記念賞を贈った。

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キーワード

光子数スクイーズ状態、光子場の量子論、ハイゼンベルグの不確定性原理、位相のゆらぎ、光子数のゆらぎ、低雑音フォトダイオード、半導体量子井戸構造、多層膜ミラー構造、高いQ値をもつ共振器、半導体活性層
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