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クーラーリングを用いた電子・分子イオン衝突の精密研究

  • 写真なし田辺 徹美
 田辺氏は東京大学原子核研究所において電子冷却装置付きイオン蓄積リング(クーラーリング)の設計・建設に中心的役割を果たし,世界の粒子加速器技術の進歩に貢献してきた。最近数年間,このクーラーリングを用いた電子—イオン衝突過程の研究において一連の先駆的な成果を挙げた。殊に,HeH+分子イオンの解離性電子捕獲過程において,従来知られていた零近辺の衝突エネルギーにおける解離性再結合過程のほかに,約20eVにおいて共鳴的電子捕獲過程が大きな寄与をすることを世界に先駆けて発見し,原子分子過程研究分野の進歩に大きな影響を与えた。またこの研究の成果は,オーロラなど上層大気中の現象を対象とする地球物理の分野や,星間分子の振る舞いを解析する宇宙物理の分野にとっても重要な意義がある。

 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、1994年、田辺 徹美(東京大学)に仁科記念賞を贈った。

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キーワード

電子冷却装置付きイオン蓄積リング、クーラーリング、電子・分子イオン衝突、HeH+分子イオン、解離性電子捕獲過程、解離性再結合過程、共鳴的電子捕獲過程、原子分子過程研究分野、地球物理、宇宙物理
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