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超高エネルギーガンマ線天体の研究

  • 写真なし木舟 正
  • 写真なし谷森 達
 木舟,谷森両氏が率いるCangarooグループは,イメージ解像型空気チェレンコフ法による高エネルギーガンマ線天文学を確立し,いくつもの高エネルギーガンマ線天体を発見した。特筆すべき最新の成果は,SN1006という超新星残骸において,膨張する先端部の広がった領域から高エネルギーガンマ線が放射されていること を疑う余地なく観測することに世界で初めて成功したことである。ここからのガンマ線の観測は,超新星残骸が膨張する際のショック加速によって,100T eVという高エネルギー領域まで宇宙線が加速されていることを直接証拠付ける発見であり,永年,決定的証拠を欠いていた「宇宙線の加速機構」の現場を捉えた画期的な業績である。これ以外にもいろいろな天体からのガンマ線の観測に成功し,高エネルギー宇宙線の加速源として,超新星残骸が重要な役割をはたしていることを実証した。


 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、1997年、木舟 正(東京大学)、谷森 達(東京工業大学)に仁科記念賞を贈った。

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キーワード

Cangarooグループ、超高エネルギーガンマ線天体、イメージ解像型空気チェレンコフ法、SN1006、超新星残骸、宇宙線の加速機構
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