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高温超伝導体に於けるスピンギャップの発見

  • 写真なし安岡 弘志
 銅酸化物高温超伝導体が示す種々の異常性の中で,とりわけ低ドープ域に見られるスピン励起の異常な温度 依存性はスピンギャップ現象と呼ばれ,銅酸化物の物性の理解及び高温超伝導の発現機構解明の観点から中核的な意義を持っている。従って,スピンギャップ現象についての研究は膨大な量にのぼる。安岡弘志氏は,このスピンギャップ現象を核磁気共鳴の緩和率を通して世の中に先がけて1989年に発見した。高温超伝導研究の初期に於いて「スピン励起に於けるギャップの出現」を認識した先見性は驚くべきものであると同時に,その後も継続してこの現象を徹底的に追及し,銅Cuと酸素Oで構成されるCuO2平面に固有であることを突きとめ,核磁気緩和に於ける「スピンギャップ現象」の全貌を明らかにした。


 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、1997年、安岡 弘志(東京大学)に仁科記念賞を贈った。

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キーワード

銅酸化物高温超伝導体、スピンギャップ現象、発現機構解明、核磁気緩和
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