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フェルミ粒子分子動力学による原子核の研究

  • 写真なし堀内 昶
 堀内昶氏は粒子波束を反対称化した波動関数を用いることにより,原子核の構造と反応を統一的に扱う新理論を構築した。この理論は原子核に対する何らかのモデルを仮定することのないab initioな理論であって,核構造に関しては,殻効果,クラスター効果や変形効果を前提とする事なく,これらのモデルから導いた計算の結果を良く再現する。とくに,近年の不安定核の実験研究の大きな発展に良く対応して多くの成果を挙げている。また核反応に関しても,殻効果や量子力学的チャンネル分岐を記述できる強力な新理論であり,広いエネルギー領域にわたって多重破砕反応や生成核子流などに関する90年代の多彩な実験結果を良く再現して反応機構の解明に多くの成果を挙げてきた。

 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、2000年、堀内 昶(京都大学)に仁科記念賞を贈った。

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キーワード

フェルミ粒子、分子動力学、原子核、粒子波束、波動関数、不安定核、殻効果、量子力学的チャンネル分岐、多重破砕反応、生成核子流、反応機構の解明
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