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B中間子におけるCP対称性の破れの発見

  • 写真なし高崎 史彦
  • 写真なし生出 勝宣
 粒子と反粒子が非対称であることを意味するCP非対称は素粒子物理学の大きな謎であるが,1964年にK中間子の崩壊においてこれが発見された以外は,非対称を示す現象は認められていなかった。本研究はB中間子においてCP対称性の破れの確認に挑戦し,成功したものである。高エネルギー加速器研究機構に建設されたBファクトリーで生産されるB中間子の崩壊をとらえ,様々な創意,工夫と努力により,CPが非対称であるという確かな証拠を得た。得られた結果は単に破れを再発見したというだけではなく,破れの機構解明に役立つものであり,素粒子研究に大きく貢献した。受賞者高崎氏は本研究の計画段階から実験完了に至るまで一貫して中心的,且指導的役割を果たした。生出氏は基本設計以来独創的方式を提案し,研究の成功に多大の貢献をした。

 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、2001年、高崎 史彦(高エネルギー加速器研究機構)、生出 勝宣(高エネルギー加速器研究機構)に仁科記念賞を贈った。

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(物理)

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ジェイムズ・クローニンとヴァル・フィッチがノーベル物理学賞を受賞

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2001
米国中枢で同時多発テロが発生する。

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キーワード

B中間子、CP対称性の破れ、素粒子物理学、高エネルギー加速器研究機構、Bファクトリー、素粒子研究
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