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超新星残骸での宇宙線加速

  • 写真なし小山 勝二
 西暦1006年に爆発した超新星残骸SN1006をX線衛星「あすか」で精密観測し,X線放射が残骸の中心部の高温プラズマからの熱的放射と周辺部の非熱的なベキ型のスペクトルに分けられていることを発見した。この場所による放射スペクトルの違いは,残骸の周辺部の衝撃波面で加速された超高エネルギー電子がシンクロトロン放射をすることによってベキ型の非熱的スペクトルを生ずるためと解釈してSN1006の放射機構を矛盾なく説明した。その結果は超新星残骸での衝撃波による粒子加速を実証するものであり超高エネルギー宇宙線加速源を初めて具体的に指し示すことに成功した。


 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、2002年、小山 勝二(京都大学)に仁科記念賞を贈った。

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キーワード

超新星残骸、SN1006、X線衛星あすか、放射スペクトル、超高エネルギー電子、シンクロトロン放射、衝撃波による粒子加速、超高エネルギー宇宙線加速源
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