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スピン三重項超伝導体ルテニウム酸化物の発見

  • 前野 悦輝前野 悦輝
Sr2RuO4の結晶構造

図1 Sr2RuO4の結晶構造

 前野氏は、1994年、銅酸化物超伝導体と同じ二次元構造を持つ層状ルテニウム酸化物Sr2RuO4が超伝導を示すことを発見し、この物質の研究を進める中で、この物質がスピン三重項超伝導の可能性があることを指摘した。氏は、この超伝導のスピン対の微視的構造を明らかにするために、独自の手法で育成した純良な単結晶を用いて共同研究者とともに多くの実験を行い、この系がスピン三重項超伝導であることを直接的に示す多くの結果を得て、超伝導の研究の舞台に新しい局面を開いた。


 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、2010年、前野 悦輝(京都大学)に仁科記念賞を贈った。

文献

1) Y. Maeno, H. Hashimoto, K. Yoshida, S. Nishizaki, T. Fujita, J. G. Bednorz and F. Lichtenberg, “Superconductivity in a Layered Perovskite without Copper” Nature 372, (1994) 532-534.

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キーワード

スピン三重項超伝導、ルテニウム酸化物、層状ルテニウム酸化物Sr2RuO4、二次元構造
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