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大自由度カオスの理論

  • 金子 邦彦金子 邦彦
 少数自由度カオス系が研究の潮流であった80年代初頭に、金子邦彦氏はいち早く大自由度カオス系の研究に着手し、「結合写像格子」(CML)というモデルクラスを新たに導入し、空間分岐、時空間欠性などの新現象を発見した。これらの現象はその後、液晶、対流などの実験で確認され、CMLは時空カオスの標準モデルとして確立した。その後も、平均場モデルである「大域結合写像」(GCM)を新たに導入し、豊かな新現象を次々に発見した。


 本研究の成果に対して、仁科記念財団は、2010年、金子 邦彦(東京大学)に仁科記念賞を贈った。

文献

1) K. Kaneko, “Period-doubling of Kink-antikink Patterns, Quasi-periodicity in Antiferro-like Structures and Spatial Intermittency in Coupled Map Lattices”, Prog. Theor. Phys. 72 (1984) 480-486
2) K. Kaneko, “Spatiotemporal Intermittency in Coupled Map Lattices”, Prog. Theor. Phys. 74 (1985) 1033-1044
3) K. Kaneko, “Lyapunov Analysis and Information Flow in Coupled Map
Lattices”, Physica 23D (1986) 436-447
4) J.P. Crutchfield and K. Kaneko, “Are Attractors Relevant to Turbulence?”, Phys. Rev. Lett. 60 (1988) 2715-2718
5) K. Kaneko, “Pattern Dynamics in Spatiotemporal Chaos”, Physica 34D (1989) 1-41
6) K. Kaneko, “Clustering, Coding, Switching, Hierarchical Ordering, and Control in Network of Chaotic Elements”, Physica 41D (1990) 137-172

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キーワード

大自由度カオス、結合写像格子(CML)、大域結合写像(GCM)、空間分岐、時空間欠性、準定常的過渡状態、時空カオス
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