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薄型ディスプレイの動画表示画質改善

動画質妨害の例

写真1 動画質妨害の例

AM-LCDの表示光の時間応答

図1 AM-LCDの表示光の時間応答

ホールド型表示による動きぼやけ(画像高精細成分の消失=ぼやけ)

図2 ホールド型表示による動きぼやけ(画像高精細成分の消失=ぼやけ)

ホールド型表示による動きぼやけ(エッジ幅の拡大=ぼやけ)

図3 ホールド型表示による動きぼやけ(エッジ幅の拡大=ぼやけ)

間欠表示法による動きぼやけの改善(ぼやけの幅の減少=動きぼやけの改善)(ホールド時間短縮の究極=インパルス表示)

図4 間欠表示法による動きぼやけの改善(ぼやけの幅の減少=動きぼやけの改善)(ホールド時間短縮の究極=インパルス表示)

高速表示法による動きぼやけの改善(ぼやけ幅の減少=動きぼやけの改善)(60Hz入力→120Hz変換表示の場合)

図5 高速表示法による動きぼやけの改善(ぼやけ幅の減少=動きぼやけの改善)(60Hz入力→120Hz変換表示の場合)

ホールド時間短縮による動きぼやけの改善効果(評価の原画像:写真1(a))

図6 ホールド時間短縮による動きぼやけの改善効果(評価の原画像:写真1(a))

ディスプレイデバイスの表示方式と主な動画質妨害

表1 ディスプレイデバイスの表示方式と主な動画質妨害

 薄型ディスプレイにおける動画像画質劣化の要因分析および改善手法に関して、デバイス技術と視覚科学に基づいた先駆的研究を行い、動画表示の画質改善に多大な貢献をした。この研究は120Hz駆動など、今日の液晶ディスプレイ製品の設計に大きな影響を与えているほか、TFT駆動を行うディスプレイ全般の動画表示画質改善へ寄与できるものと期待されている。

 本研究の成果に対して、映像情報メディア学会は、2007年、栗田泰市郎に映像情報メディア学会 丹羽高柳賞業績賞を贈った。

文献

[1] 栗田泰市郎、液晶ディスプレイで生じる原理的な動画質劣化とその改善法、2000年、映情学技報、vol. 24, No. 54, pp. 13-17
[2] T. Kurita, A. Saito, I. Yuyama、Consideration on Perceived MTF of Hold Type Display for Moving Images、1998年、IDW '98, 3D3-4, pp. 823-826
[3] T. Kurita、Moving Picture Quality Improvement for Hold-type AM-LCDs、2001年、SID '01, 35.1, pp. 986-989

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キーワード

動画表示画質、TFT駆動、動きぼやけ、ホールド型ディスプレイ、眼球運動、ディスプレイ、画質・音質
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