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ハイビジョン-NTSC方式変換装置

 高画質であるハイビジョンの番組素材は、現行カラーテレビ放送のNTSC方式に変換しても最高の品質を得ることができる。

 当初、NTSC方式のフィールド周波数(垂直同期周波数)59.94Hzに対して、ハイビジョンでは60Hzであった。つまり1001対1000の違いがあったので、フィールド周波数の変換を必要とした。しかし実時間処理でなければ、59.94HzのVTRでハイビジョンテープを再生することでこの違いを吸収することはできる。ただ、音声のピッチと番組の長さが1/1000だけずれることには注意が必要である。

 やがて実時間用として「ハイビジョン-NTSC変換装置」が開発された。これは走査線数・アスペクト比変換部とフィールド周波数変換部から構成されている。ハイビジョンの走査線数はNTSC信号の2倍以上なので、走査線数の変換はラインメモリー(1水平走査期間の信号を蓄積するためのメモリー)を用いたフィールド内処理で十分な性能が得られた。一方のアスペクト変換は、16:9と4:3の相違があるため、ハイビジョン画像の両サイドを削除する「サイドパネル方式」、水平方向に圧縮する「スクウィーズ方式」、ハイビジョン画像全体を4:3画像にはめ込む「レターボックス方式」の3モードで対応した。

 フィールド周波数については、変換画像に不自然さが少なくなるように「動き適応型」フレームシンクロナイザー機能をもつフィールド周波数変換方式が開発された。静止画領域が多くを占めるとき、あるいはシーンチェンジのときにフレームスキップを行うことにより、変換に伴う画像の〈飛び〉を視覚的に認知できないように工夫したのである。

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キーワード

ハイビジョン、NTSC、サイドパネル方式、スクウィーズ方式、レターボックス方式、ハイビジョン、放送方式、方式変換、ディジタル信号処理
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