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世界初400MW可変速揚水発電システムの開発・実用化

パイロットプラントとして成出発電所(22MW)で1987年(昭和62年)、世界初の可変速発電システムを関西電力は完成させている。

その後、東京電力、北海道電力もこのシステムの実用化の追従してきたものの、400MWと世界最大容量の可変速用数発電システムの完成は関西電力が始めてであった。

また、夜間の周波数安定に貢献するシステム本来の技術も関西・日立による発明であり他に類を見ないものであった。

可変速揚水システムは、深夜の周波数調整のために開発実用化されたものであり、関西電力は1981年(昭和56年)より世界に先駆けて日立製作所とこのシステムの開発のために共同研究を開始した。

このシステムは、揚水発電所に使用されているポンプ水車ランナの回転速度を変えることにより入力電力を調整できるというポンプ水車基本原理に注目し開発されたものであるが、従来より採用されている直流励磁の同期発電電動機ではこのシステムを実現できないため、関西電力は超同期セルビウス制御方式を応用した全く新しい方式を開発した。このシステムの開発により1993年(平成5年)12月、大河内発電所で世界初400MW可変速揚水発電システムを完成させた。

電気学会は、この成果を称えて、北英三氏(関西電力)、故島久美氏(関西電力)、阪東明氏(日立製作所)に、1995年、電気学会振興賞(進歩賞)を贈呈した。

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