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電気自動車用急速充電システムの開発

電気自動車に対して昼間に補充電し、走行距離の延長を図る充電システムとしては、当時、北海道の定山渓やスイスのツェルマットなどがあったが、いずれも5~8時間と長時間で充電する普通充電によるものであった。

この急速充電システムは、30分の短時間急速充電を可能としたもので、電気自動車搭載電池の特性と機器運用の容易さと安全対策などを考慮しつつ最適化を図ったものであり、その特長は次の通りである。

 ①電気自動車の搭載電池に対し、充電時間30分、充電電流150Aの短時間急速充電

 ②電気自動車の電池電圧を自動検出し、最適電圧による充電

 ③機器本体の保護と機器運用者の誤操作防止など安全システムの開発

 ④将来の料金回収を考慮した磁気カードシステムによる始動方式の採用

この成果をもとに、1992年(平成4年)4月から大阪市域において現実に近い規模の急速充電スタンド(10個所)と電気自動車(約120台)で構成するコミュニティーシステム(大阪電気自動車コミュニティーシステム事業)が推進され、ここでの急速充電システムとして採用された。

電気学会は、この成果を称えて、牛尾正明氏(関西電力)、久徳政和氏(日本電池)、武藤大介氏(東光精機)に、1993年、電気学会振興賞(進歩賞)を贈呈した。

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