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145kV真空しゃ断器の開発・実用化

真空遮断器は、その優れた特性により33kV以下の電力遮断器として広く用いられているが、その高電圧化については、種々の技術的問題を克服する必要があった。開発者らは積極的にこの問題に挑戦し、1974年には84/72kV真空遮断器を実用化し、1977年には145kV、25kA真空遮断器を79台イラク電力庁に納入した。更に、168kV、31.5kA真空遮断器も1978年に製品化した。遮断試験では、ワイル合成試験法を採用しているが、この試験結果は実負荷短絡試験結果とよく一致した。また、オランダKEMA試験所において、KEMAの最大短絡容量である145kV、25kAの実負荷短絡試験を含む各種遮断試験を実施したが、きわめて満足しうる好成績を収め、ワイル合成試験法の精度が再確認された。世界で最高電圧の真空遮断器の性能がKEMAにより証明された意義はきわめて大であった。1978年11月にロンドンで開催されたIEEの国際会議で発表した際にも国際的な評価を受けた。

電気学会は、この成果を称えて、梅谷英二氏(ゼムパック)、高嶋保氏(明電舎)、柳沢一二三氏(ゼムパック)に、1979年、電気学会振興賞(進歩賞)を贈呈した。

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