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京都迎賓館の光環境計画 現代における和のあかりの計画と実施のプロセス

 京都御所に隣接する京都御苑内に完成した京都迎賓館は、入母屋屋根や数寄屋造りなどが採り入れられた純和風の建築である。施設の利用目的は国賓の宿泊機能に留まらず、晩餐会や国レベルの公式会議などの機能が求められた建築となっている。

 「和のあかり」をコンセプトに豊な階調の効いた光環境、透過と反射による光環境、しつらえが変化する光環境、賓客の足の運びを大切にした光環境、自然光の魅力を活かした光環境を実現している。
 ・純和風室内の建築造作に組み込む光ファイバー照明の採用
 ・伝統的技能を融合した照明ファサード、照明器具は名工の指物技能に手すき和紙を張り合わせた純和風照明を採用
 ・折り紙をモチーフとした3層の立体障子による光天井の多様な演出
 ・点光を面に翻訳する天井、指物による吊り下げオブジェなど最高水準の内装・什器を使用し、徹底した試作と検証に時間をかけた、純和風特級の建築である。
 それぞれの目的に対応して、立体障子による光天井、3層ガラスクロスによる光天井、和紙障子の光天井、行灯などが採用され、間接照明や光ファイバー器具などが多用されている。芸術・技術レベルが日本でも最高の専門チームによって、妥協のない仕事がなされている。最高級の建築、庭、伝統工芸品に対応する最適な照明が施されている。

 この技術に対して、照明学会は、2006年、中村光男氏(日建設計)、佐藤義信氏(同左)、深井学氏(同左)、川上喜三郎氏(王立英国建築家協会会員)、面出薫氏(ライティングプランナーズアソシエート)、澤田隆一氏(サワダライティングデザイン&アナリシス)、早川亜紀氏(同左)に日本照明賞を贈った。

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キーワード

京都迎賓館、和のあかり、屋内照明技術、屋外照明技術
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