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筑波宇宙センター総合開発推進棟の光ダクトシステム

 外壁から採り込んだ自然光を室内の奥側へと導き、室内全体に自然光を照射することによって、アンビエント照明の一部として利用している。従来より考えられていた採光手法ではあるが、可視光反射率95%のアルミ鏡面材料(光ダクト)、透過率85%のプリズムアクリルと透過率95%の乳白アクリル(方光部)の採用により、建物全体へ光を入れるようにしたところに業績の特徴がある。

 オフィスビルにおける照明エネルギー消費は、建物全体の消費エネルギーの1/3~1/4と言われており、この高効率ダクトシステムの導入で、照明電力が15~20%程度削減され、省エネルギーに十分寄与している。

 また、

 ①長寿命で運用コストの安いシステムである

 ②自然光をそのまま照明光源として使用するのでエネルギー効率が高い

 ③自然光を採り入れることにより快適性が確保できる

 さらに、事務所ビルに限らず、垂直型のダクトを採用することにより地下空間や集合住宅の浴室、トイレなど、通常では自然光を得ることができないところにも十分な自然光を導入でき、地味ではあるが、基本的に大変重要な仕事である。

 この技術に対して、照明学会は、2004年、田口博晃氏(宇宙航空開発機構)、桜井潔氏(日建設計)、松下督氏(同左)、新井秀雄氏(マテリアルハウス)、海宝幸一氏(日建設計)、関根雅文氏(同左)、木村靖氏(松下電工)、束河健二氏(きんでん)に日本照明賞を贈った。

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光ダクトシステム、屋内照明技術
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